土偶のどっ子の手抜き料理

グループホームでの限られた時間の中で作るレシピを公開

肉じゃがを炒めないで水なしで作ってみた

肉じゃがを、どうにか時短で簡単にできないものかと、炒めないで水を入れずに作ってみました。

材料
・豚肉…………150g位
・じゃがいも……3個
・人参……2分の1個
・玉ねぎ………1個

これらを全部鍋に入れます。

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そして、調味料を入れます。

調味料
・めんつゆ(2倍濃縮)…100cc位
・酒……………………50cc位
・みりん(みりん風)…50cc位


炒めず、そのまま最初中火で、沸騰したら弱火で煮込みます。水分が足りなさそうであれば、酒とみりんを足し増しします。

1、炒めないメリット

材料を炒める時間が短縮されます。そして、油を使わないので、とってもヘルシーです。


2、普通に作る時はなぜ炒めるの❓

そもそも、普通に肉じゃがを作る時はなぜ煮る前に炒めるのでしょうか?

その理由は、油で炒めることにより、食材の表面に膜を作り、食材の中からうま味や水分、栄養が外に逃げ出さないようにコーティングするためなんですね。

コーティングすることにより、野菜の表面が油で覆われ、堅くなるので崩れにくくなり、煮くずれ防止にもなります。

炒めないということは、これらの炒めるメリットを放棄するということです。
で、その穴を埋めるために、無水調理をしてみました。

3、無水調理のメリット

水を加えないということは、蒸すに近い状態になるので、蒸気の熱で素材に火が通り、栄養素やうまみが水に溶けて流出することを最小限に抑えられます。
加えて、食材の水分が水蒸気として抜けて、食材本来の味そのものが凝縮されることになります

また、じゃがいもは、たっぷりとでんぷんを蓄えていて、それが糖に変わると、甘みやうまみが増します。
でんぷんを糖にするにはじゃがいもの持つアミラーゼという酵素が働きます。このアミラーゼは30~60℃の間で働きます。
蒸すこと=低温でゆっくり加熱することは、じゃがいもの甘味、うま味を最大限に引き出すスタイルなのです。

無水調理は本来なら無水鍋でやるのですが…。

残念ながらどっ子は無水鍋を持っていない‼️😭😭
なので、普通の鍋でやりました。
無水調理もどき…です。

普通の鍋なので、火加減が強いと焦げてしまうので、「中火~弱火」をキープし、水を入れない代わりに、お酒とみりんを少しだけ多めに入れました。

4、料理にお酒を入れるとどんな効果があるの❓

アルコールは浸透性が高いので、材料の中までしっかりと味をしみこませることができます。
料理酒にはアルコールだけではなく、ブドウ糖アミノ酸グルタミン酸などの成分も含まれています。
これらはうまみ成分といわれており、アルコールを飛ばしてもうまみ成分は残ります。


また、素材を柔らかくする・他の調味料との味を調和させる・煮崩れを抑える等の効果もあります。

材料を炒めないデメリットを、無水に近い方法で調理することと、お酒をちょっと多めに入れることによりカバーしたのです。

蒸して作った感じに似ているので、じゃがいもはホクホク、うまみがしっかりと染み込んでいて、手前味噌ですが、とってもおいしいです‼️

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でも…無水鍋だともっと簡単に出来ちゃうんだろうな~。やっぱりほしいな~無水鍋🤤‼️

5、無水鍋とは

無水鍋は、鍋とふたとの隙間をしっかりと塞げるので密閉性がメチャ高く、食材から出る水分だけで調理ができます。
なんと、カレーが水を一滴も入れずに出来てしまいます。

無水鍋の素材には「アルミニウム」が使用されていることが多く、アルミニウムの熱伝導はステンレスに比べておよそ10倍であり、ステンレス製の鍋に比べてかなり保温性、蓄熱性が高く、ムラなく均一に火が通ります。
なので短い時間で料理できるので、手間と電気代の節約に‼️
炊く、煮る、炒める、蒸す、焼く、茹でる、揚げる、オーブン、と1台8役ができてしまいます🤪
ただし、その分お値段はそれなりにしますね~💦💦






5000円以下だとリーズナブルな方でしょうか。
どっ子のアクセス数じゃ、まだまだ無水鍋は買えない~💦😅
でも、いつか絶対買うぞ無水鍋❗️ 頑張ってブログで稼ぐぞ~👊
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